第38回日本神経治療学会学術集会

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ご挨拶

来る2020年10月28日(水曜日)~30日(金曜日)の3日間、東京・新宿の京王プラザホテルにて第38回日本神経治療学会学術集会を開催させていただくこととなりました。会長にご指名くださいました学会理事の皆様、ご承認くださいました評議員・会員の皆様に深謝申し上げます。
恩師であります故木下真男東邦大学教授が1990年に第8回学術集会を開催して以来の東邦大学主催の学術集会となり医局員一同、身の引き締まる思いであります。
本学会は「種々の神経疾患に対してより優れた治療法を確立すること」を目的として設立されました。以来、神経疾患の臨床・基礎研究に携わる第一線の臨床医・医療スタッフ・研究者のほか、基礎医学や分子生物学の研究者、神経治療薬の開発やAIやBNIなどのような機械を神経疾患治療に応用する技術の開発に携わっている方々、さらにはPMDAなどの規制当局の方々が集まり、神経治療のより良い姿を求めて発表・討論が行われてきました。
第38回の本学術集会では、「2020 日本から世界へ 神経治療の輪」をテーマとして、脳神経疾患に悩む患者さんに直接かかわっている医師・医療スタッフの皆様、治療法を開発して治療の前線に送り届ける企業の皆様、更にはより良い治療薬や医療機器の認可を行う皆様が、学会という舞台に一同に会して活発な意見交換を行えるようにシンポジウム、特別講演、などを設定いたしました。会場の設定の許す限り、英語でのセッションも企画いたしております。また教育講演、マラソンレクチャーなど、これからの神経治療の担い手の育成を主眼にした企画も用意いたしました。一般演題や企画プログラムにおいても、活発な討論が行われることを期待しています。
本来、神経治療は、数々の職種の方々がシームレスに関与して初めて成し遂げられるものです。この観点から、「神経治療の輪」は「神経治療の和」にも通ずると思います。参加される皆様が有意義な時を過ごせますように、そして東京オリンピックと同様に長く皆様の記憶に残る学術集会にしたいと思っております。
企画運営関係者一同、意義ある学術集会となりますように力を振り絞ってまいりますので多くの皆様方のご参加・ご協力を心からお願い申しあげる次第です。
皆さまと会場でお会いできますことを心から楽しみにしております。

第38回日本神経治療学会学術集会
会長 藤岡 俊樹
東邦大学医学部内科学講座神経内科学分野 教授

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